「素直じゃなくて、悪いかよ。」



息が、切れてるって事は、走って来てくれたのかな?



どうしよう……!もう少し来るのが遅いって思ってたから心の準備が出来ていない。



「あっ、あ、のね」



私が、そう話しかけた時、フワッとなにかに包まれた。



えっ……?この状況って……私、雨に抱きしめられてるの?



「何で逃げんの?俺の事……嫌い?」



雨が、私の耳元で囁く。



私は、雨の腕の中で首を横にふる。