辺りには、誰も居なく、しーんとしている。 「芹沢さん、これ」 そう言って池田君が、私に差し出したのは、 【球技大会 サッカーの部】 「えっ………?」 「俺、芹沢さんの事が、好きだから……。見に来て欲しい。」 池田君は、真面目な顔をしてそう言った。 ………嬉しいけど………。 「あのっ!私、……」 断ろうとしたら、池田君は、私の唇に人差し指を軽くおいた。