「早くしろ。置いていくぞ」 なんて、雨は口で言ってるけど、絶対置いていかないんだから。 私は、クスッと思わず笑みが溢れる。 二人で傘に入り、どしゃ降りの雨の中を歩く。 ………距離近い。 「うっわ……マジでひでぇな。ちょっとどこかで雨宿りするか」 「そうだね。あそこのカフェに入ろう」 私は、近くにある可愛いカフェを指差し、二人でそこまで歩く。 「雨すげーな。」