転校生は幼なじみ。

「なぁ、なんでそんなに怒ってんだ」
なんとかバスに間に合って今度は駅で花蓮ちゃん達を待っている所だ。元から先に駅についてみんなの集合を待っている予定だったので、よくよく考えたらそこまで急ぐことなんてなかったのだ。
駅前の広場で4人が来るのを待っているのだがなかなか来ない。
「美紀、この2日間が勝負よ。ファイト!!」
そして家を出るときにお母さんが余計なことを言ったからこの二人だけの時間が気まずいのだ。周りからの視線も気になるし、(おそらくカップルと思われてる)変に翔のことを意識しちゃってずっと無言が続いている。
なにを話せばいいのか。そもそも、いつもはどんなことを話していたのかさえ思い出せない

「お、怒ってなんかないんだから。そ、そもそも勝手に女子の部屋に入るなんて翔のアホ!!」
テンパってこんな言葉しか返すことができないから花蓮ちゃんたちにツンデレツンデレって言われるんだろうな。でもそんなことを言われても仕方がない。なにも意識せずに話したらこうなるのだから仕方がない。というか救いようがない。
「じゃあちゃんと起きろよな」
……ごもっともです。