転校生は幼なじみ。

「こっちに来てわからないことだらけで大変だろ。俺でよければ案内してやれなくもないけど、やっぱり女子に教えてもらったほうがいいかな。」
はっきりいってめんどくさいけどな。
「いや全然そんなことないよ。むしろわざわざ面倒事引き受けてくれてありがとう。私としてはぜひお願いしたいかな。」
ほんとは俺じゃない人がいいと思うけど今から昼だし食堂に関してはすぐに教えていたほうがいいだろうしな。
トイレに関してはあとで他の誰かにバトンパスしよう。
いくらなんでもそこまでらでしゃばり過ぎだ。
あとは平山さんに頑張ってもらうとするか。
「とりあえず食堂行こう。今ちょうど昼頃だし腹減っただろう。」
 「そういえばもうそんな時間だったよね。朝緊張して食パン1枚しか食べてなかったからお腹ペコペコだよ。」