幼なじみの男子は無愛想。

あいつがいじめられてる。

紘からそう聞いた時はもうかなり驚いた。

俺の前では全然そぶり見せなかったのにな。

確かになんか腕とかに痣とかちらちら長袖の裾から見えてた。

どうした?って聞くと転んだのと笑顔で言うから。

コイツは幼稚園の時からどんくさくてよくけがをしていたから俺は、何も気づかなかった。

俺は苛立ちを感じた。

俺はコイツの事を一番わかってる・・・つもりだった。

一番近くにいたのに。

すぐそばにいたのに。

そんな些細なことにも気が付かないなんて。