私の彼氏である柊哉は男女問わず人気な男子。





私と席が近く、なぜか音楽以外の移動教室でも席が近い。





「ねぇ、柊哉。これどうやってやるの?」





今は技術の時間。





彼はこういう図画工作が得意らしく、私ができないところをよく教えてくれる。





「ん?どれー?」





「これー」





「あぁ!これは、ここをこうして慎重に切ってくんだよ」





「なるほど!ありがとー」





教えてくれる時、すごく顔が近いけどなんとかなってる。





前は私のもう1人の親友、るりあーruriaーちゃんのことが好きだったらしい。





彼女は学年1可愛い女の子だから、好きになる理由もよーくわかる。





なのに、なんで私を選んでくれたのかさっぱり。





るりあちゃんは柊哉をあんま好んでない。





なんか、裏が怖そうなんだって。





私にはよくわかんないけど、好きなのは変わりない。