生意気くんと照れ屋ちゃん

朔が行ってからすぐに花火は始まった。





しょっぱなからハートや星やにこちゃんマークの花火が上がった。





色んな花火が上がっては消えて、上がっては消えて…





けれど、朔は帰ってこない。





「何かあったのかなぁ…」





そう呟いた直後





「せんぱーい!ごめん!遅くなっちゃった」





朔が帰ってきた。





「よかったぁ…!」





「なんで?」





「やけに遅いから何かあったんじゃないかと思って」





「なになにー?俺が恋しかった?」





「なっ、なわけ…!」





とか言いながらもほんとは図星。





「えー、顔真っ赤だけど?」





「う…」





「ほんとは恋しかったんでしょ?ほら、素直に!ね?」





「こ…恋しかった…です///」





「ハハッ♪」




「え!笑わなくていいじゃん!恋しくて悪い!?」





「ちがうちがうw先輩が可愛かっただけ♡」





「ちょっ…バカっ!///」





やっぱり生意気な彼氏ですw





「せーんぱいっ!」





「な、なに…?」





「好きっ!」





「だ、だから!//あー、もう!」





急に恥ずかしい事ばかり言う朔。





「あっ!やっぱり…」





「?」





「まりあ、だーいすきっ♡」





「/////」





初めての名前呼び。





おかげで今の私は今まででない以上の顔の赤さだと思う。





きっと、りんご以上に…





「わ…私だって…」





「だって?」





「さ…朔が大好きだもん!」





…言ったあと恥ずかしすぎる…////