生意気くんと照れ屋ちゃん

そして、下校…





「まりあちゃんたちはみんなで向こうの部屋に隠れといて」





「「「りょーかーい」」」





隠れてすぐにインターホンが鳴った。





「はーい」





希愛ちゃんが出る。





「希愛先輩…相談があって…」





「まりあちゃんと喧嘩したんでしょ?」





「な、なんで知って!」





「まりあちゃんが相当ぷんぷんしてたもん」





「まじですか…」





「うん。まぁ、入って」





「お邪魔します…」





もうすぐでこの部屋を出なきゃいけない。





成功しますように…!





「あ、朔くん来たー」





その声を合図に…





ーバンッ





「「「「「おめでとう!」」」」」





ーパァン





「は?」





「あははー!朔くん変な顔ー!」





「お前アホ面すぎwww」





本当に面白い顔w





「え、先輩…?」





「あははははは♪…ん?なにーw」





「希愛先輩、ぷんぷんに怒ってたって……え?」





「あの喧嘩、ぜーんぶ嘘!」





本当に信じてた朔が可愛いー!





「え?え?ど、どこからです?」





「いっちばん最初っから!」





「じゃあ、告られたってのは…」





「嘘だよー!私が告られるわけないよw」





ポカーンって口開いてるしーww





「朔、お前まりあちゃんに感謝しろよ?」





「龍也の言う通り!まりあちゃんは提案者なんだから」





「提案?」





「そうそう、朔くんのサプライズバースデーパーティー」





「ちなみに、脚本は龍也くん」





言いたいことをみんなが全て言ってくれた。





「先輩!ありがとう!」





「どういたしまして…って、朔めっちゃ可愛いんだけどー!」





「え?先輩?」





満面の笑みになった朔が可愛すぎて私がやばいです…w





朔へのサプライズは大成功!





しかも、朔はすごく喜んでくれてサプライズやった甲斐があったのだった。