生意気くんと照れ屋ちゃん

けれど、次の日には騒ぎは収まった。






1日で嵐は去ったのだった。





なぜなら…





「めっちゃ聞き込みまくったら朔くんのノートを借りたぶりっ子みたいな子がいたっていう証言もらってね、りあちゃん連れてったらビンゴしちゃったんだなぁ!」





「ありがとー!」





「るりあも別の子に聞いたらその子も見たって言ってて、結局全員で7人ぐらい目撃者だったよー!」





「ほんとにありがと!」





私は、本当に本当にいい友だちを持ったんだなぁー!





「ところで、りのんちゃんは?」





「あー、あいつなら自分の自作自演だってバレてプライド傷ついてるよw」





「あれは、まりあちゃんと朔くんの邪魔した罰だよねー♪」





怖い怖い怖いwww





ふと、空を見上げてみると、私の心が晴れたように、空も雲ひとつないとても綺麗な青空だった。