生意気くんと照れ屋ちゃん

そして…





「よし、じゃあ、行ってくる!」





「うん。いってら!」





「気をつけてねー!」





勝負の時がやってきた。





3年6組は私と希愛ちゃん、そして、柊哉のクラス。





るりあちゃんは1組。





私と希愛ちゃんは5組で待機。





…どうやら入ったみたい。





「るりあ…ごめん、こんなとこに呼び出して」





「ううん、大丈夫。それよりどうしたの?」





るりあちゃんは優しく問いかける。





「あのさー、俺のこと好き?」





キター!





はい。仕掛けましたね。





「え…」





「好きでしょ?」





「好きじゃないよ?」





「なっ…!」





グッジョブ!るりあちゃん!





「なわけーw俺を好きにならないわけがない。嘘ついても無駄だぞ?」





「いや、好きじゃないけど…?」





「なんでだよ…なんで、なんで!」





「え、ちょっ…来ないで」





は?来ないでって何?





るりあちゃん…?





「俺は嫌われるわけがないんだよ」





「いや、やめて…」





「おい、なんでだよ…」





「やだ…助けてっ…!」





やばい、るりあちゃんが…





「希愛ちゃん!」





「行くよっ!」





ーガラッ





「「るりあ(ちゃん)!」」





ギリ間に合ったっぽい。





「希愛ちゃん…」





「うん」





るりあちゃんは希愛ちゃんに任せといて…






「ねぇ、どういうつもり?」





「なんでいんだよ…」





「私を落として、希愛ちゃんも落として…しまいにはるりあちゃんも落とそうとしたんでしょ?」





「だからなんだよ」





「柊哉がゲームやってることを知ったから私たちから仕掛けたの。あんたに現実を見せてあげようってね」





「くっ…くそっ!」





いぇーい、逃げたー!





「るりあちゃん、大丈夫?」





「うんー、なんとかー」





「なんであーなったの?」





るりあちゃんの話によると、やっぱり、自分の事が好きだという自信があったらしい。





それで、キッパリと違うって言われてプライドが傷ついてあーなったっぽい。





「自己中ー…」





「ま、作戦は大成功じゃーん!」





「「「いぇーい!!!」」」





私たちの作戦は成功し、その後、柊哉はゲームをやめたらしい。