「何お前ニヤついてんの キモッ」


「転校生に助けてもらおうとか思ってんの?」


「誰もこいつなんか助けてくれないって」


そうだ


転校生が私なんかをいじめから解放してくれるわけがないんだ


少しでも喜んだ私がバカだった


「今日も昼 買い出し行ってこいよ」


辛い こんな日がいつまで続くのだろう


慣れない


いじめの感覚にはまだ慣れない