生命が羽ばたくとき

相変わらずのレジ担当で、適当に笑顔を振り撒く。



「今日は遊佐くん、お休みなのですか?」



「困ったことに、遊佐くん辞めちゃったのよー。勉強を優先していきますって」




辞めたのか、優等生ぶっていた生意気なガキは。



私を見て怯える表情で楽しもうとしていたのに。



「その代わり、2人の新人さんが入ったから、結果オーライ?ってやつね」



夏川さんはぎこちないウィンクをかました。



あーだから、夏川さん、2人に付きっきりだったのね。