生命が羽ばたくとき

光輝の手が更に力強く、私を抱きしめる。



「待ってくれ。俺がお前を守る。守ってやるっ……!」



光輝の必死の思いだった。



この言葉に、私の仮面はピキッとヒビが入った気がした。



仮面の欠片が落ちていく。



ねえ、私は泣いていいの……?



心の底から、笑って、楽しんでいいの……?



「泣け、笑え。俺が側についている」



その言葉が最後だった。