生命が羽ばたくとき

パン屋のおばさんは、私に名刺を差し出してきた。



私は素直に受け取ると、おばさんは一礼をし、お店の中に戻って行く。



その姿を見送ってから、私は走って家に向かった。



「…ただいま」



鍵を開けて、静かに家に入る。



「来いよ」



部屋に入ると、そこには仁王立ちをしているあいつがいた。



私は鞄を下ろすと、制服を次々と脱いでいく。



そしていつものように、行為を済ましていった。



あいつはそのままベッドで眠り、私は部屋に閉じこもる。