生命が羽ばたくとき

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From 父
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さっさと帰ってこい。



余計な真似はすんなよ。
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携帯はこのメールを写したまま、私が気づくまでホームに戻ることは無かった。



「お腹、すいたなー……」



時刻もちょうど昼頃。



家に着く前に、近所にある美味しそうなパン屋の匂いで、私のお腹は泣いていた。



「そっか、今日お弁当作ってこなかったんだ」



夜中までケータイ小説を読んでいると、寝坊をしちゃう日があるんだよな。



最近は慣れてきたけどさ。