生命が羽ばたくとき

光輝が入って、私は周りから3人を見守っていた。



その時、いつも通りにポケットからバイブ音が聞こえる。



どうせいつもの事だろうと、メール画面を開いた。



「……ごめん、だるせんには具合が悪いから早退するって、言っておいて」



私は机の横に掛けてある鞄を手に取り、教科書類を全て突っ込んだ。



「よろしくね」



私は廊下を急ぐように走った。



後ろから萌が何か文句を言っている声が聞こえたけども、私はその声を無視した。



急がなければ、他に被害者が出る。



傷つけられていいのは、私だけ。



当事者の、私だけなんだから。