萌は手で大きな丸を作り、笑顔を見せた。
「血しぶきが飛ばないようにねー」
「ちょっ!?俺彼氏だぞ!?」
「何よ?ずっと側にいたくせに、あたしと咲のことも知らないの?」
たまに賢いですねー、萌は。
「あたしは冗談でも、咲は本気なんだからねっ!」
私は手を額に当てた。
違う、違うんだ……。
君たちは何もわかっていない。
「いや、私も冗談だからね。こんな奴のために手を染めるなんて、一生やりたくないわ」
「血しぶきが飛ばないようにねー」
「ちょっ!?俺彼氏だぞ!?」
「何よ?ずっと側にいたくせに、あたしと咲のことも知らないの?」
たまに賢いですねー、萌は。
「あたしは冗談でも、咲は本気なんだからねっ!」
私は手を額に当てた。
違う、違うんだ……。
君たちは何もわかっていない。
「いや、私も冗談だからね。こんな奴のために手を染めるなんて、一生やりたくないわ」


