生命が羽ばたくとき

「だってー、光輝が」



「ねえー?」



なんて、萌と高田は顔を見合わせながら頷いた。



「どうせ、和希のおかげでしょ?」



「え?なんでわかったの!?」



「顔に出てるから」



萌の顔を指差し、笑ってみた。



だって顔に、“あたし、昨日和希と一緒に居られて幸せだった”って出てるから。



幼なじみだとしても、部活とか友人関係とかであまり会えない訳だし。



「ち、リア充は私の半径5m以内に入るなっつったのに」