ガタと階段から物音がしたら、私はすぐさま携帯を枕の下に隠す。



ガチャと部屋の扉が開けば、目を閉じ、狸寝入りをする。



「ハア、ハア……」



誰かの興奮する息。



私の足に手を滑らせると、来ていたパジャマを脱ぎ捨てた。



そして太いものを、私のなかへと突き刺さる。



「ヴッ…」



「気持ち良いか?気持ち良いだろ?」



「う、ん……」



なんて笑顔を貼り付けて、御託を並べる。