生命が羽ばたくとき

残されるものは、やっぱり後悔が残る、ということが改めて感じた。



涙を流すだるせんを見るのは、これが初めて。



頭を始め、身体中に包帯でぐるぐる巻にされている私を暖かく抱きしめてもらった。



仮面がポロポロと壊れていく。



「あんな昔話に取り付かれなくていい。咲はその少女の願いだった、仮面を壊せ」



いつもだるそうにしているのに、決める所だけ決めちゃって。



「そんなの壊すしかないじゃんっ……。だるせんのくせに、泣かせんなバカ」