生命が羽ばたくとき

「お前が起きることなんて予想ついてんだよ。俺はお前のその生命力に驚きだ」



それは私も驚いていらっしゃいます。



肉体的にも、精神的にもグッときたもんだし。



更に頭をガラスに打ち付けられて、大量出血していたはずなのに。



「私もう死ぬんじゃないかって思った」



だるせんは扉を閉めて、私が起きているベッドの近くの椅子に腰掛ける。



「みんなに見守られて、私は人生の幕を閉じるんだって」



なんだか、幸せだった。



せめて最後に笑顔を見せてくれたら、後悔なんて何もないと思う。



あえていうなら、姉のことだけど。