生命が羽ばたくとき

その声に私もあいつも反応した。



私とあいつを繋いでいたものは、1度無くなる。



「こう、き……」



「咲っ……!」



あいつは少し乱れたスーツを整え、私に近づこうとしている光輝に手を出そうとしていた。



その事に光輝は全く気づいていない。



「ダメッ光輝……!」



必死に伸ばした手は、体は、あいつの拳を受けて窓まで飛ばされる。



「邪魔すんじゃねー」



殺気の入った声は、私を死へと導かれる。



「きゃぁああっ!!」