パジャマにしているパーカーが脱がされ、ブラのフックも外される。



その間も、私はただ静かに黙っていた。



生まれた姿にされ、私はソファーに押し倒される。



そんな行為も毎日している。



もう10年以上もされているはずなのに、私は一向に慣れることはない。



嘘の喘ぎ声を出して、興奮させて、早く終わらせる。



抱かれながら天井に手を伸ばして、意味もない自由を願い、助けを求める。



「さ、き……」



低く、私の心に澄み渡る声。



数ヶ月ぶりの声。