生命が羽ばたくとき

自分でもそう思うよ。



腹を抱えるほど、こんなに笑うのは久しぶりだもの。



「咲、パーティーはしないけどプレゼントは期待しててねっ。あたしが1番いいものをあげる」



「期待はしないけど、楽しみに待ってるとするよ」



「楽しみなのはいいけど、少しくらいは期待してよー」



むぅと頬をふくらませ、威張る彼女を私は和希に差し出す。



「何をやっても許すから、泣かせることだけは許さないから」



「咲、なんだか別れの言葉みたい」



感のいい和希なら、わかっただろう。



それに対して鈍い萌は……。



本当の別れなのだから。