Silbern wolf




「正直にいえ。」



あくまでも感情の籠っていない声で流は子供を宥めるようにいう。


だから俺は正直に話す。



「嫌い、ですね。たかが全国No.1っていうだけで調子に乗りすぎだと思います。」



本当にそう思う。


いつかは絶対に潰れると思う。




「…俺も、嫌いだ。」




千尋の龍欄嫌いは本当に凄い。


岳たちが幹部になってから、まともに倉庫にきていない。


今日は俺がむりやりつれてきたんだけどね。




「……そうか。そうだろうな。

――ここはお前らに合っていない。」




「「!!!!」」



どういうことなのだろうか。




「お前らと俺の共通点を教えてやろうか。」



「共通点……?」




「肩書きなんてどうでもいい。

喧嘩さえできればいい。

皆甘い。



どうだ?違うか?」





その通り過ぎて、声が出ない。