Silbern wolf




それから二日後。


副総長(俺)と幹部が総長室に収集された。


内容は100%の確率で中川美春のことだ。


岳から話しがある、と、集められた。



黒で統一された暗い部屋に、今日は電気がついているから明るい。

眩しいのか、流は顔を微かに歪めている。


幹部の面々は、どことなく嬉しそうな顔をしてる。


それは、今この場に中川美春がいるからだろう。


岳は口を開く。





「俺は美春を姫にしたい。」





―――ほらね?あたった。





安楽椅子にうつかって、くるくると回る流は、岳の言葉が聞こえてないみたい。




「なんとかいえよ、流。」



「……あっそ。」



「ッ!てめぇっ!!!!」



流につかみかかろうとする岳を皆でとめる。



そのなかには中川の姿も。