「紫苑〜来たよー」


『良かった 蝶この子なんとかして!』


「え?なにこの子?」


そう言って紫苑が指差した先にいたのは 赤ちゃん?


「紫苑どうしたのこの子?」


『麗華の子、新婚旅行に行ったんだ。』


「普通自分の子供おいて行く?」


『新婚旅行だし俺がいいって言ったんだ でも思いのほか大変で 蝶ならなんとかしてくれるかなぁ〜って思って』


はぁ〜まぁ〜子供は好きだしいいか とりあえずないてるし よいしょっとんー〜可愛い!お腹空いたのかな?


「紫苑ミルクは?」


『あるけど作り方がわかんない』


なんでそんなんで預かったんだか…


私が作ろう!こう見えても私従兄弟の世話してたし…花嫁修業で……まぁとにかく一通り赤ちゃんの面倒みれるんだぁー!


『嘘だ そんなこと……』


「どーしたの?紫苑?」


『今ニュースで……』


「え?飛行機事故? まさか…… 麗華この飛行機に?」


『名前が出てる……麗華も陽介(ようすけ)さんも……』


嘘そんなこと……じゃあこの子は……