「はやくー。」





お母さんの声がする。





ふたりともいつも帰るのが遅かったから、3人でご飯を食べるのはいつぶりだろう。





「天国はどう?楽しい?」






天国かはまだ決まってなかったから・・・。






なんて言おう。






『閻魔様がいるところしかまだ行ってないから・・・。』





「そうなの〜。閻魔様って本当にいるのね。」







『うん。とっても大きかったよ(*´∀`*)』






「あれか。閻魔様とかいうのが、戻っていいっていったのか?」