ずっとそばにいれること。

「私、茶道部とか入らないからねっ!」

「…うぇっ!?」

「変な声だすのやめてよー」

と言いながらクスクス笑う星空。


心の声、読まれてた。
星空とは幼稚園の頃から同じ学校で、親同士もすごく仲がいい。


こうやって私の心を読まれるのももう慣れたことだった。


「私は帰宅部だよ。」


「えっ?部活入らないの?」