ずっとそばにいれること。

ドンッ!

「きゃぁっ」

何かの衝撃とともに私はその場にこけてしまった。

「心桜!!大丈夫??」

「だ、大丈夫だよ、星空…」


「大丈夫??」


そう言って手を差し伸べてくるのはまつげも長い、さっきの男の子だった。


「は、はいっ!」


手を借りて私は立つと、男の子はニコッと太陽みたいな笑顔で私に向かって

「気をつけろよ!女子だし危ないんだから!」