初恋は苦い!?甘い?!

「もうこんな時間だね。」







勉強してて気づくと、6時になっていた。







「郁ちゃんって案外頭いいんだね。麻耶が勉強しないやつだから、うつってるのかとおもってた。」







「えー?良くないよ。想くんに比べたら全然!」






「そんなことないよ。今日は郁ちゃんといれて楽しかったよ。」







「私も。」







そう言って駅で別れた。
あっという間の時間だった。






「ただいま〜。」






「よっ、郁。」






「麻耶、どしたの。」






「ご飯ご馳走になってた。なぁなぁ、ずっと気になってたんだけどさ、お前ら呼び捨てで呼ばないの?」






「よ、呼ばないよ…!想くんのこと呼び捨てだなんて、恥ずかしくて、呼べないよ…。」






「気持ち悪。お前恋したらそんな乙女になるのな。俺のことは麻耶ーって普通に呼ぶのに。」






「麻耶は小さい頃から麻耶だもん。」






「いーや、昔は俺の事麻耶ちゃんって言ってたくせに。」







そう言われて思い出した。
私は小さい頃、華奢な麻耶を見て、
女の子って勘違いしたんだっけ。


そんで、麻耶に、女の子じゃない!ってめちゃくちゃ怒られたんだっけ。



懐かしいなぁ。






「想と呼びたいと思わんのかね?郁って。」






「…想くんはこのままでいいの。」







「なんで。」






「想くんから呼ばれる、郁ちゃん、は、誰から呼ばれる名前よりも特別に感じるから。」






「ふーん…。そんなもんか。美緒もそんなこと言ってたな。」






「てか、美緒ちゃんという彼女さんがいるのに、私んちに入り浸るってどーゆーことよ。」






「幼馴染みにそんなもんはない。」







そう言って麻耶は、ソファに寝転がった。