初恋は苦い!?甘い?!

想くんの学校は明日から学校が始まるみたいで、今日は休みなのだ。





「おーい、郁ちゃん?」








「へ?あ、ごめん!移動だよね。」








「…想くんのこと考えてた?」








「そんなんじゃないよ…!」








図星なだけに焦る。








「この後会えるんでしょ?私と健くんも放課後デートなんだ!」







「そうなんだ。陽花健くん大好きだもんね。」







「うん!」








始業式も終わって、解散。








「じゃーなー。」








「うん。またね、麻耶。」








「なぁ、あの校門前で囲まれてるの想じゃね?」








そう言われて窓の外を見ると、
私服の想くんが女子生徒に囲まれてた。








「郁、早く行かねーと取られちまうんじゃね?」








「う、うっさいよ!言われなくても行くもん!」









とは言ったものの、いざこの女子集団を前にすると、声をかけられるはずもなく…。









「あ、郁ちゃん!」








あげく、想くんが気づいてくれた。








「あ、ごめんね、お待たせ…。」








「え、藍沢さんの彼氏なの?」








「あ、うん。そうだよ。」








「えー!いいなぁー。でも、藍沢さんならお似合い!」








そう言われて、一安心。
何がお似合いかはよくわかんなかったけど、とりあえず抜け出すことができた。