教室に入るとみんなは大泣きしていた。


「姫音ぇーッ!!!卒業してもずーッと親友だからねッ!?でも、今までありがとう!」

蜜希は急に私に、抱きついてきて大泣き。

「みッ蜜希ぃ…私達は一生親友だよッ!!私だって蜜希にありがとうを言い足りないぐらい感謝してるんだからッ!!!」


私までなんか、もらい泣きしてきたじゃん…

蜜希のばかッ…

私達は抱き合ってしばらく泣いていた。

私達だけではなく、教室中も泣き色で染まり果てていた。


「姫音も!「蜜希も!」そんな泣くなよなッ!!」

二人の声が同時に聞こえたので、私達は一度離れ、声の二人の人物を確認した。

「玲音と「來夢…」

私と蜜希の声が同時に重なった。

玲音は私の頭に手を置き優しく撫でてくれた。

來夢も蜜希の頭を優しく撫でていた。


「姫音ッ!!これからもよろしくな?もう、お前の事一生離さないから…」


「ありがとう…私こそよろしくね?」


私達は抱き合わずには、いられらず抱き合った。


蜜希達も私達に負けずラブラブだった。