「大学生なんだし、魔が差してキスの1つもしちゃうことくらいあるんじゃない?渉んとこの大学はそういうのないだけだって。」 「ふーん。お前がそれでいいなら勝手にしろよ。じゃあな。」 渉は不機嫌そうな表情のまま、わたしの家の前まで送ってくれる形で帰って行った。