月の花弁





「ふっ…」




「え?」





「ユリはそんな物を仕上げても





魔力の0.1%も使っていないだろうな……」





俺はユリが小さい頃に


俺が習ったのをユリがまだ習っていないことを



二つも年上なのに



自慢しようと思い、出来ないだろうと、



俺は何回も練習してできた



氷で物を作る魔法で成り立つ、



ユリが結局、その魔法専門の術者より遥かに綺麗なものを


一回で作り上げた、



術者の壊そうという意思でしか溶けないバラから




雫が垂れているのを見ながら笑った。






「ええ!!


はっ




す、すみません。




あまりにも驚きすぎてつい……」