「だから




『ナオト様、ユリ姫様を見ませんでしたか!?』








『見てないが…


どうした?


群青の城の使い魔ともあろうお前が息を切らして…』







『い、いえ、なんでもございません。



失礼しました。』





と言ったような者がたくさんいたのか…」











「カナト様とミンス様がユリ姫様のことを話している最中に

ユリ姫様の封筒が届きまして…


状況が一転しました。」






「手紙ではないのか?」