月の花弁

「『 カナト様を呼び捨てとは!!


ソナタ何者だ!?』



と言おうとしたら、もう居なくて…
すみません。



ですからこれを―――」


「この封筒!」



この封筒は…ユリがこの前折ってたものだ。


確か…



「白紙の手紙を入れた封筒、


汝の呼びかけに応じ、



用件を。」


パカ

『カナト?

この手紙が着く頃には



私はもういないでしょう。