「カナト様〜。どこにいらっしゃいますか?おいで下さ〜い。」
うるさっ。
ユリのおかげで俺まで骨組みに乗る癖がついちゃったな。
スタッ
「私はここだ。何か用事か?」
「上方使い魔兼群青の城第一王女ユリ姫様のお世話役でいらっしゃるミンス様がお見えになっていますが、如何に?」
「通して良い。」
「はっ。……では客間に案内して差し上げなさい。」
使い魔に上下があるのは余りいい気持ちがしない。
でもこれは…
「おい、使い魔にも身分はあるが、お前とそいつは同格だよな?
俺の前でバレないとでも?
「す、すみませんでした。
以後、気をつけます、カナト様。」
あ、この後に、俺に怒られたからって
そいつにいやがらせでもしたら…
野良魔にしてやるかんな?」


