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「でさでさ!マジで可愛いの!『大森く〜ん!』って!」

あぁ、いいな〜。大森にそんな風に思われるなんて.........。私には叶わない夢だ。

「聞いてる?」

「うん!聞いてるよ。可愛いね!」

「そうなんだよ///」

私にはそんな顔させられない.........。
あーぁ、大森の恋実らなければな.........。ごめんね。大森、私はどんなに頑張ってもいい友達にはなれないな。

「でさ、俺告白しようと思うんだ///」

え?

「明日.........///」

やだ、やだやだやだ!それじゃあ、私の恋終わりじゃん.........。
ーーでも

「い、いいんじゃないの?」

「マジ⁉︎」

「うん.........。」

私、うまく笑えてるかな.........。
あー泣きそう。でも、大森の前でなんて泣けない。



ーーそれからどうやって帰ってきたかわからない.........

家に帰ってから涙が枯れるんじゃないかってくらい泣いた。