アイドルの片想い。密かな両想い。

マサト『なんだよ…その反応。笑
俺さ、好きな人いるよ。言えねーけど。』


初めて言った
恥ずかしくて笑った。


『教えろぉー!ヒッサーツコチョコチョ連弾』
馬鹿みたいに、はしゃぎ合う。

『まだ、言えねーの!////あはは
はははやめれーーー(涙目)』

言えない。
あの子は、いつだって俺の立場を考えてるから。
だから、きっと。俺の気持ちにだって気づいてないのかもしれない




あっという間に時間が過ぎて
夏になって秋になって


冬になる。