“好き”の意味〜先生とあたしの“好き”〜

「冗談だろ。それならなんで先生なんか。」


「なんでかわかる?梅原さん?」


(な!なんでまたあたし⁈)


あたしがあせっていると


「さすがの梅原にもそれはわからないか〜笑笑」


(いやいやいや、当たり前でしょ?あたしが先生の過去知ってたらスパイじゃん?)


「何回もオーディション受けて、駆け出しの芸人まで行ったけど全然ダメでさ、んで結局英語だけは昔から得意だから、先生になろうって思ったんだよ。」


「えー!芸人からの先生とか!全然ちげーじゃん。」


「しかも先生英語だけって笑」


「なんだーそれ?じゃあ俺は芸能人になるかもしれなかった人から英語ならうってことかー?」