「君たち、ありがたく思うがいい‼︎
サインくらいなら書いてやる!」


そう言って先生は人懐こい笑顔でドヤ顔をした。


が、


「でもなれなかったんでしょ?」


「な、お前それ言うな。俺だってなぁ….。」


1人の生徒によって先生はの自慢は崩れていった。


また教室が笑いに包まれる。


「ねぇ、なずな?こんなにゆるい授業久しぶりだね〜。」


「確かにね〜。でも面白い先生じゃない?しかも空、無駄に気に入られてるし。
良かったじゃん?まあ、可愛くないけど。」


「そかな?別に普通だと思うけど…あとなずな、あの人男だからね!?」