キャラメルに恋して




「あっ…はーい」



いても経ってもいられなくなった私は、この空気から逃げ出すように玄関へとダッシュ。


そんな私の目の前に現れたのは



「へへへっ……ひなちゃんお久しぶりっ」



両手にスーパーの袋を抱えた真菜ちゃんだった。



「ま、真菜ちゃぁ…ん」



真菜ちゃんが来てくれた事への安心感で、足の力が一気に抜けて地面にへたり込んだ。



その一方で



「えっ…えぇ?どうしたのっ?」



ふさがっている両手でオロオロ状態の真菜ちゃん。




「アスちゃんがっ…元気ないの」




そう一言いっただけなのに、思い当たる節があるのか頷いた真菜ちゃんは



急ぎ足で部屋の中へ入っていった。