青い花のイヤリングと君が残した手紙

放課後

晴れたなぁ

ついに何も言われずに放課後が来てしまった

しかも用事があるから先に帰れとのことだ

彼女の誕生日さえ覚えてないのか!!!



と少しやけ気味で寄り道をして
あまいクレープを食べて街を歩いた


すると
制服のままの翔汰をみつけた

「あ!しょう……た?」

声をかけようとしたとき見てしまった

翔汰が私達と同じくらいの他校の女の子と
可愛いショップに入っていったのを。


そのお店はガラス張りで
中から外が、
外から中が丸見えだった

仲良さそうにお店を見て回る翔汰をみて

逃げたいと思った
でも足はうごいてくれなくて。


ふと翔汰と目が合ってしまった。