…あれ?ここどこ


私はそれを見た。
横断歩道で泣きながら走る私を。
それを追いかける翔汰を


その「私」が飛び出した瞬間赤信号になり

トラッ……が……を襲い
………を見た……が…立っていた



ハッと目が覚めた

ハァハァと息が荒れている
汗もかいていた。


なんて残酷でリアルな夢なんだ。

最悪の目覚め。

外は雨だ。


ふとカレンダーを見た

今日は7月13日!私の誕生日じゃん!



…夢のことをすっかりわすれて
私は上機嫌で学校に行った


翔汰は忘れていないだろうか

と思い翔汰が登校するのを待った


「奏美おはよう」

「翔汰!おはよう今日は雨だね」


「だなー」


何気ない挨拶を交わし先生が来たので
席についた。