委員会が長引いてもうた…

教室行っても西島はおらへんかったし

…これでも楽しみにしとったのに

んなことを考えてたら、俺の視界におんなじクラスの乙川達が走っときよるのが見えた

…俺とすれ違うときも全然俺のこと気づかへんし
それはそれで清々してええんやけど…

嫌な予感しかせえへんな…

考えるより先に足が乙川達が来とったほうに走っとった




「…西島!?」

2階から1階に続く階段の踊り場であいつが倒れておった

「おい!しっかりせえよ…ったく」

声かけても反応せん西島を俺はお姫様抱っこし保健室に急いだ