ついさっき、バイトしてることがクラスのイケメンくんにばれて彼の本性を知り、『ばらされたくなければ一緒に帰る』という提案をされ、一緒に帰ってる

桜木くんってこういう人だったんだ…

クラスメイトの激変とバイトしてることがばれたショックで何も考えられない

「西島?」
「…なに?」

急に話しかけられドキッとして条件反射で返事をしてしまう

「さっき…悪かったな…」

どうして?

どうして謝るの?

じゃあ最初からしないでよ…

そして彼は私の頭を優しく撫でた…

その手がとても優しく暖かく感じた

「…別に」

でも、チラッと見えた彼の 寂しそうな表情にこれ以上何もいうことができなくなった