オタクな私にリア充の兄が出来た件wwww

お坊っちゃまの命……?

って、もしかしてケントのこと?


ケントがお坊っちゃまなんて、と笑いそうになったが、ふと学校でのケントを思い出して収まった。

王子様と公式に歌われる程に学校のケントは、輝いている。

確かにお金持ち的なお嬢様をはべらせながら歩いてる所も見た。


それを考慮すれば、お坊っちゃまと呼ばれるのがお似合いな気がしてきた。


シェフさんの言葉を飲み込んで、何事もなく居間につくと既にお母さんと宮崎さんがいた。

宮崎さんに至ってはスーツ服だ。


食事の途中くらいに完璧スタイルでケントが起きてきた。

ネクタイを首元まで締めて、学校モードのケントに入っている。


すごいなー、と他人事みたいに感心して自分を見たらパジャマ姿。

場にそぐわないにも程がある。

私の家の時は、ケント以外寝間着だったからクセが出てしまった。


「あ、あああの、私、パジャマで良いんですか?」

相変わらず私の後ろに立つシェフさんに小声で聞いた。

「構いませんよ。星野様のご自由にさせろというのが、お坊っちゃまの命です故」

「あ、はい」

自由にさせて、私を見張れ……とでも言われているのだろうか。

もしや、私がボロを出すのを待ってるのか!?


……って、それなら初日からボロを出しまくっていたや。

どちらかと言うと、マトモな私を見せれてない。


じゃあ、何でだと考えると再びゴートゥーベッドしそうになったので無心で食事を終えた。


朝御飯は、私の反省をいかしたような、日本人なら絶対に食べ方を間違えない米と魚と味噌汁だった。

少し、安心した。


また失敗したら……って、心配してたから。