チュンチュンと雀の声が聞こえてきて、ようやく朝がきたのだと悟った。
「…………寝れなかった」
テストでも何でもないのに完徹してしまった。
頭がガンガンするし瞼は重いけれど、寝れそうにない。
いつもなら頼んでなくても面倒な事になれば寝てしまうのに、今日に限って寝れないとは……
運動会前の小学生か。
隣を見ればケントはまだ寝ていた。
すうすうと、こっちの気持ちを知らずに寝やがって。
……しかし、私自身も気持ちが分からないけど。
理由は分からないけど、原因は分かる。
全て昨日のケントの一言のせいだ。
くそう、面倒な事に巻き込みやがって。
その穏やかな寝顔に落書きでもしてやろうか。
肉って額に書いたら、流石のイケメンでも好感度がガタ落ちだろう。ザマーミロ。
ピピピピピピとアラームが鳴ると、ケントの瞼がゆっくりと開かれた。
「……おはよ」
「……はよ。つーか、壁見てどうしたんだよ」
顔を凝視していたら起きたので驚いてしまいましたはぁと、なーんて言えるかバカ野郎。
「うっさい、馬鹿」
「意味分かんねー」
私だって分からないっつーの。
「急に帰るのが遅くなったり、突然無視したり、お前の行動の全部が分かんねー」
そういえば、私はケントと絶交してたんだ。
だから、ケントから離れるために部活に入って、無視をしてたけど……何が原因だったのだろうか。
ーーお前は同じ部屋に住んでいるただの知り合いだ。
そう、だ。
全てはケントの“知り合い”発言から始まったんだ。
「アンタだって……」
「は?」
「私が知りたいって言ったら、私は知り合いだから教えないって言った。なのに、学校でも話しかけてくるし……アンタの方が意味分からない」
けれど、一番分からないのは自分の気持ち。
たったあれだけで、突き放されたみたいな気持ちになって、それならいっそのことこっちから切ってやれって思ってた。
でも、話しかけられたら、小躍りしそうな気持ちになって、名前を呼ばれたら眠れなくなった。
これは、何。
どうしてこんな気持ちになるの?
「…………寝れなかった」
テストでも何でもないのに完徹してしまった。
頭がガンガンするし瞼は重いけれど、寝れそうにない。
いつもなら頼んでなくても面倒な事になれば寝てしまうのに、今日に限って寝れないとは……
運動会前の小学生か。
隣を見ればケントはまだ寝ていた。
すうすうと、こっちの気持ちを知らずに寝やがって。
……しかし、私自身も気持ちが分からないけど。
理由は分からないけど、原因は分かる。
全て昨日のケントの一言のせいだ。
くそう、面倒な事に巻き込みやがって。
その穏やかな寝顔に落書きでもしてやろうか。
肉って額に書いたら、流石のイケメンでも好感度がガタ落ちだろう。ザマーミロ。
ピピピピピピとアラームが鳴ると、ケントの瞼がゆっくりと開かれた。
「……おはよ」
「……はよ。つーか、壁見てどうしたんだよ」
顔を凝視していたら起きたので驚いてしまいましたはぁと、なーんて言えるかバカ野郎。
「うっさい、馬鹿」
「意味分かんねー」
私だって分からないっつーの。
「急に帰るのが遅くなったり、突然無視したり、お前の行動の全部が分かんねー」
そういえば、私はケントと絶交してたんだ。
だから、ケントから離れるために部活に入って、無視をしてたけど……何が原因だったのだろうか。
ーーお前は同じ部屋に住んでいるただの知り合いだ。
そう、だ。
全てはケントの“知り合い”発言から始まったんだ。
「アンタだって……」
「は?」
「私が知りたいって言ったら、私は知り合いだから教えないって言った。なのに、学校でも話しかけてくるし……アンタの方が意味分からない」
けれど、一番分からないのは自分の気持ち。
たったあれだけで、突き放されたみたいな気持ちになって、それならいっそのことこっちから切ってやれって思ってた。
でも、話しかけられたら、小躍りしそうな気持ちになって、名前を呼ばれたら眠れなくなった。
これは、何。
どうしてこんな気持ちになるの?

